

メイサプラットフォームでは、設計図面と最新の現場との間に生じる誤差を素早く把握できるよう、CAD図面の整合機能を提供しています。そのため、プラットフォームにCADファイルをアップロードする際に、図面の変換が進まない、図面が正しい位置に合わないなどのエラーに直面することがあります。
これは、紙図面をデジタル化する過程で必要なファイルの座標値が欠落していたり、印刷領域の内外にある点・線・オブジェクトなどで発生する問題が原因である可能性があります。以下でもう少し詳しく見ていきましょう。


メイサプラットフォームのオルソ画像は1:1スケールのメートル法が適用されており、1ピクセルが1つの座標値を持っています。CAD図面も、座標図面(現況測量図、測量成果図など)を基に1:1スケールのメートル法で作成されてこそ、アップロード時に正しい位置へ正確なサイズで配置されます。
図面のスケールを合わせる作業をせずにそのままプラットフォームへアップロードすると、高い確率でファイルが変換されなかったり、図面が正しい位置に配置されなかったりすることがあります。正しい座標を持つ図面であっても、プラットフォームの図面ファイル追加ステップでGRS80やBesselなどの座標系を誤って設定した場合、オルソ画像に対して少しずつずれた位置に整合されることがあります。

メイサプラットフォームにアップロードされたCAD図面は、解析過程を経た後、ラスター方式またはベクター方式で画像処理されて活用されます。この過程でエラーが発生する原因は、ほとんどの場合、図面のデータ容量だと言えます。
短い解析時間で図面を整合したい場合は、等高線図、地籍図データ、標高値など、確認したい図面以外の情報を整理してください。プラットフォーム上で高さ値や地籍図、数値表面モデルを確認できるうえ、より速く利用できます。
また、ブロック化された図面を分解(explode)する過程で、非表示になっていたオブジェクトが現れたり、引出線・矢印・テキストなどのオブジェクトのスケールが大きくなったりすることがあります。こうしたオブジェクトを含む図面をアップロードすると、実際の敷地よりもはるかに大きなサイズで図面解析が行われ、アップロードに時間がかかったり、変換失敗のメッセージが表示されたりすることがあります。

Z値を含む点や線、3Dポリライン、スプラインを使用したオブジェクトは、画像変換が難しい場合があります。これらのオブジェクトをすべて削除する必要はありませんが、図面のアップロード中にエラーが発生した場合は、必要な図面情報ではない情報(クレーンカメラに乗っている人物、屋内図面の複雑な装飾など)を削除してください。
位置合わせが「フィット」に設定された文字を含む図面の場合、プラットフォーム上での解析が難しくなります。 位置合わせの「フィット」機能は、文字の位置を特定の領域に自動で配置する機能です。オブジェクトを分解する過程で文字を合わせる範囲が失われると、図面を画像処理する作業中に無限の範囲へ文字を描画し、サーバーのメモリを過剰に使用してアップロードが中断される可能性が高くなります。
図面を円滑に解析・画像処理するためには、エラーが発生する可能性を最小限に抑えることが望ましいです。ご紹介したケース以外にもさまざまなエラーの原因がありますので、解決が難しい場合や同じ問題が繰り返し発生する場合は、いつでもお問い合わせ窓口からご連絡ください。