Meissaソリューション導入事例

大林組 建築本部 本部長室
生産企画部 次世代技術推進課

顧客導入事例 | DX活用事例
株式会社大林組は、1892年に創業された、日本を代表する総合建設会社です。

課題

◼ 技術者をフォローすることによる施工効率の向上
◼ 施工管理に携わる社員の生産性向上
◼ 長時間労働の是正

導入の目的

◼ 現場状況の見える化
◼ 関係者間での円滑な情報共有
◼ 日々の進捗管理や土量の把握

活用方法とその効果

◼ 直感的な操作が可能で、現場でも扱いやすい
◼ 現場の進捗状況を簡単に共有でき、関係者間のコミュニケーションが円滑に

「大林組では、Meissaプラットフォームを使用し、現場状況を見える化することで、日々の進捗管理や土量把握に活用しています。」

現在、大林組様の敷地面積が広大な新築工場などの建築現場で「Meissaソリューション」を活用しています。主な目的としては、オルソ画像を用いて現場の状況を「見える化」し、関係者間で情報を共有する点が挙げられます。また、初期段階の掘削作業において、日々の進捗管理や土量の把握にも活用されています。

「MAKE BEYOND つくるを拓く」をスローガンに、数多くの建築・土木プロジェクトを手がけている大林組様にて、今回は「Meissaプラットフォーム」の導入を推進された建築本部本部長室生産企画部 次世代技術推進課の方々に、お話を伺いました。

▲ 係長 椎葉 弘明 様(左), 課長 平井 智也 様(右)

Q. 数あるドローン関連のソリューションの中で、「Meissaプラットフォーム」を導入されたきっかけや理由を教えてください。

ユーザーインターフェースが直感的に操作できる点が大きな魅力でした。マニュアルを細かく読まなくても、画面上のボタンをクリックしていくうちに自然と使い方が分かってくるような設計になっていた点が非常に印象的でした。

また、韓国内では建設業に特化した高いシェアを持っている点から、建設現場における実績が豊富であるという安心感も選定理由の一つです。そういった背景から、日本国内のユーザーにとっても役立つ機能がすでに備わっている、あるいは今後さらに追加されていくことが期待できると感じ、導入に至りました。

Q. 「Meissaプラットフォーム」を導入して、業務や現場運用にどのような効果がありましたか?

現場からよく聞かれるのは、「オルソ画像があるだけでも助かる」という声です。オルソ画像をもとに、朝礼や作業間連絡調整会議の際に協力会社の皆様と作業内容や調整事項を共有することで、現場のレイアウトを実際の状況に近い形で示すことができるようになりました。重機や資材の配置を視覚的に確認しながら、安全通路の確保や翌日のレイアウトについて具体的な話ができるので、非常に伝わりやすくなるという点が高く評価されています。

また、敷地が広い場合では、現地を一周して状況を確認するだけでも30分以上かかることがあります。そうした手間の削減にもつながっていると感じています。本支店の現場支援部門のメンバーにとっても、現在担当している現場の状況をいつでも確認できるため、「現場がどれくらい進んでいるのか」といったことが、わざわざ現場に足を運ばなくても全体像として把握できるようになったのは非常に便利だと感じています。

Q. 実際の現場でのご担当者や作業員の方々の反応はいかがでしたか。

「使いやすい」といった声が現場からも上がっており、特に大きな問題もなく、スムーズに活用できているように感じています。

特に、導入時の説明が非常に丁寧で、現場目線で対応いただけている点は大きいと感じています。画面を見れば直感的に使える部分もありますが、やはり少し踏み込んだ操作や細かいことをやろうとすると、分からない点が出てくることもあります。そういった時に、初期導入時の説明や、実際に顔を合わせて話ができる環境があることで、質問しやすくなると思います。そうした対応が、ソフトウェアそのものの使いやすさだけでなく、サービス全体としての「使いやすさ」にもつながっているのではないかと感じています。

Q. 「Meissaプラットフォーム」を使うことで、現場で特に「助かった」と感じた場面があれば教えてください。

大いに助かっていると思うところは「土量計算」です。従来の土量管理は、掘削した土を場外に搬出し、ダンプの台数を数えて「何㎥掘ったか」を管理していました。ただ、現場によっては、掘削した土をすべて搬出するのではなく、一部を現場内の別の場所に仮置きするケースもあります。

そういった場合、「掘削した土の総量」「現場に残っている土の量」「実際に搬出した土の量」といった情報を把握する必要があり、最終的な整合性確認や、日数・台数の見積もりの見直しに手間がかかることもありました。

その点、Meissaプラットフォームを使うことで、「現在掘削されている空間の体積は何㎥か」「現場に仮置きされている盛土が何㎥か」「外構の最終仕上がりに必要な土量はどれくらいか」といった情報が視覚的かつ定量的に把握できるようになり、非常に助かっています。

Q. 類似のツールやソリューションと比較した際に、Meissaならではの強みや印象に残った点はありますか。

Meissaソリューションで特に優れていると感じたのは、BIMとの重ね合わせができる点です。他社のソフトウェアでは、私たちが知る限り、まだ2次元までの対応が多いのですが、広い敷地の現場になると、地盤が単に平坦だったり斜めだったりするわけではなく、場所によって高低差があるため、そうした現場では非常に有効だと感じています。特に、最終仕上げの段階で、土量計算などの機能がしっかり活用できれば、現場にとっては非常に有益な技術になると思います。

また、ドローン単体での活用にとどまらず、日本企業との技術連携にも積極的に取り組まれている点は非常に好印象です。国内での運用においても親和性が高く、活用の幅が今後さらに広がるのではないかと考えています。

さらに、Meissaの開発スピードにも大いに期待できると感じています。他のドローンマッピング系のソフトウェアでは、建設業に特化しているというよりも、より幅広い業種での汎用利用を前提として機能開発が進められている印象もあります。そのため、建設業特有のニーズや、建設現場でしか使わないような機能は、なかなか優先して開発されにくい傾向があると感じています。

その点、Meissaは建設業に特化した機能開発に注力されており、現場の実情に即した進化を続けているという点が非常に心強く、今後もその姿勢を維持していただけることを期待しています。

Q. Meissaソリューションを使って「さらに実現したいこと」があれば教えてください。

Meissaソリューションのようなデジタルツインの仕組みを活用し、現場の状況をリアルタイムで共有できるようになることで、今後さらに現場監督の負担軽減や業務の効率化を図りたいと考えています。

また、GCP(Ground Control Points:地上に設定された既知の座標点)設定などの初期導入時に必要な作業については、引き続き丁寧なサポートをいただけることで、現場での定着と効果的な活用につながると感じており、今後も重要なポイントであると考えています。

Use case

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